【保存版】神社で使われる言葉や用語いろいろ


神社にお参りするにあたって、耳慣れない言葉を聞いたことはありませんか?「今さら恥ずかしくて聞けない…」という方のために、七五三をはじめ、神社でお参りするときのために覚えておきたい言葉をまとめてみました。

 

・禊(みそぎ) 

神社にお参りするときに身の汚れをはらうこと。神に接するまえに心身を清めておくべきという神道の考えに基づいている。全身を清めるのが本来の禊だが、神社では象徴的に手と水を清めることで禊としている。

 

・手水舎(ちょうずや・てみずや)

神社に訪れる参詣客が禊を行う場所。参道の脇や社殿の入り口付近にあり、参詣客が参拝の前に手や口を清められるよう、水盤と柄杓(ひしゃく)が用意されている。四方が壁で囲まれていない吹き放しになっているのが特徴。

 

・社殿(しゃでん)

神社内の建物の総称。ご神体を祀(まつ)る「本殿」または「神殿」、神職が着座する「拝殿」、本殿と拝殿の間にある「中殿」などがある。

 

・初穂料(はつほりょう)・玉串料(たまぐしりょう)

祈祷や祭祀を行うときに神社に納める謝礼のこと。社務所で納める場合やのし袋に入れて渡す場合がある。かつてその年に初めて収穫された稲穂、すなわちお米を納めていたことに由来する。玉串料もほぼ同じ意味合いで用いられる。ただし、神社で葬儀や通夜を行うときのお香典の表書きは「初穂料」ではなく「御玉串料」と記入する。七五三の場合はどちらでも可。

 

・玉串(たまぐし)

神前に捧げる榊(さかき)という常緑樹の小枝のこと。木へんに神と書く漢字は榊が神事に用いられることからきている。紙垂(しで)と呼ばれる麻や和紙がついていることも。

 

・玉串奉奠(たまぐしほうてん)

玉串を神にささげること

 

・祝詞(のりと)

神職の方が神前で唱える言葉、文章。

 

・奏上(そうじょう)

神職が祝詞を唱えること。「祝詞を奏上する」「祝詞をあげる」とも。

 

・「参拝(さんぱい)」と「参詣(さんけい)」の違いって?

初詣の時期などによくニュースで耳にする「参拝」と「参詣」という言葉。参詣は神社に到着すること、参拝は神社で拝むことを指しています。